生徒が手に持っているのは傘のだが、柄の部分がなんと刀のそれになっている。
ごらんの通り鍔(つば)もついており、それなりの雰囲気を醸している。
傘を開くと有名な戦国武将の家紋が描かれている。
こういうのが好きな人にとっては最高の品物だと思う。
実はこの傘を持ってる生徒が二人もいて、いったいどこに売っているのかと尋ねると、一方は通販で買ったという、もう一方はどこかのお城で買ったと言っていた。
なるほど、お城とかにはありそうだ。きっと外国人旅行客も喜んで買うだろう。
個性があっていいと思うし、こういう傘だと大切に扱いそうだ。
以前からだが、子供の傘の扱いがひどい。ほとんど消耗費のように考えている生徒もいる。しかし、これも大人が悪い。大人が大切にしないものを子供が大切に扱うわけがないのである。
ちなみに、どこの塾でも持ち主の分からなくなった傘がびっくるするほど眠っているのだ。物は大切にしたいものだ。
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