TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

自分の名前をちゃんと書かない生徒

 教材やプリントの氏名欄に自分の名前を書かない生徒は多い。書いても雑な字で適当に書いてしまう生徒が多い。漢字も使わずにひらがなで弱々しい文字で書く生徒もいる。これは男子に多い。昨日、提出物の名前がひどかったので、中1の男子生徒を叱った。漢字があるのに、全部ひらがなで書き、さらに、小さくてひょろひょろの文字だった。その名前の書き方に、その生徒のいい加減な性格、勉強に対する不誠実さ、そして、先生に対する無礼さが感じられたのである。これではまともな勉強はできないし、伸び悩むのは目に見えている。こういう生徒は放置することはできない。

 叱られた生徒は驚いていた。最初はこんなことで叱られるとは思っていなかったのである。へらへらした態度で対応していたが、途中で私が叱っているということに気が付いたようだ。たぶん、こんなことで指導されたことはないのだろう。その前に名前の大切さというものを分かっていないのだろうな。本当に大人は何をしているのか…

 ちなみに、この記事を書いていると頭に流れてきたのはゴダイゴの「ビューティフルネーム」である。昭和の名曲だが生徒たちにこの歌を聞かせてやろうと思った。

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