TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

集中できる場所

 人によって集中できる場所というのは違うものです。やっぱり自分の部屋がベストだと思う人もいるでしょうし、居間の方が良いという人もいるでしょう。もちろん塾の自習室や図書館も候補に上がると思います。意外にトイレの中が良いという人は多いかもしれません。あの狭く閉ざされ空間が自然と集中力を高めるのでしょう。私はトイレの中が結構好きな方ですね。しかし、その人のそれまでの育ちや生活環境にもよりますので、絶対的なものを決まることは無理な話です。またその時の精神状態にもよりますよね。気分によっても異なるものです。

 私の場合、意外に集中できるのは電車の中ですね。もちろん、すし詰め状態の満員電車では無理です。普通に座れる状態の時です。この電車の中では、読書はもちろんですが、入試問題を予習したりすることもありますが、どんどん頭に入りますね。不思議なことですが、集中できるのですよね。なぜかでしょうか?一つは時間が限られているということ、20分という時間でやろうということを考えます。二つ目はやっぱり他人の存在ですね。他人の目があるとやっぱり適度な緊張感があるものです。当然、変なことはできないですし、自宅のようにリラックスをすることも無理です。この見られているという感覚が適度な緊張感を作るのです。更に良いことは、その他人は自分に干渉することはありません。(たまに酔っ払いが絡んでくることはありますけどね。)干渉されると手が止まり何もできなくなるのです。このあたりが電車が意外と集中できる理由と思っています。もちろんこれは私に関してのことなので、一般的ではないですが、集中できる条件としては間違っていないと思います。

 理想はいかなる環境でも集中することですが、低学年の間はなかなか難しいですね。家ではどうしてもリラックスしてしまうのです。同じことを塾でやると時間内にできるのに、家では異常に時間のかかっている人はリラックスしすぎなのです。もちろん他にも原因はありますが、気の抜けた状態がもっとも大きな原因だと思いますね。中3になると切迫するので、環境がどうであれ集中度は高まりますが、それでも家での勉強の質は私たちが期待するほどのレベルには達しないですね。

 しかし、もっとも大事なのはやる気です。やる気さえあればどこででも勉強はできるのです。

 

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