TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

注文の多い進学塾

 まともな進学塾であれば生徒にはかなり多くの面倒なことを注文する。授業の受け方、話の聞き方、ノートのとり方、線の引き方、〇✖の付け方、宿題の仕方…挙げるときりがない。それら一つ一つができる生徒になるための不可欠な要素だから注文するのは当然である。だから、進学塾に入って何も言われないというのはたいへん不自然なことである。もし何も言われないのであれば、それは進学塾ではないし、そんな担当の先生は先生とは呼べない。そんな塾はさっさと辞めてしまうべきである。

 さて、この面倒なことも毎回指導されているとだんだん当たり前になってくる。(もちろん、個人差があるので1ヶ月くらいで当たり前になる生徒もいれば、1年以上かかる生もいる。)そして、その面倒なことがあまり気にならなくなった頃から成績が伸び始める。更に、その面倒なことが心地よく感じられるようになる頃にはかなり賢くなっているものである。そういうものである。勉強に対する当たり前の基準が高いレベルに変化しているのである。そういうものである。

 だから、生徒にはどんどん注文をします。たくさん注文をします。その注文を全て受け付けた頃には先生が不要になっているのです。そういうものを目指しています。

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進学塾teTsu

奈良市鳥見町1丁目2-11

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