TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

ノートに日付を書くということ

 先生は授業のときには黒板とかホワイトボードの端に日付を書きます。生徒もノートの上の方に日付を書きます。また、宿題をする時も、日付を書いてから始めます。もちろん、日付だけでなくテキスト名とページを書くことも大事です。この日付やページ、タイトルを書いておくと、後日、確認することが大変楽なのです。復習しようと思ってページを繰った時、この「日付」が目印になります。「ここから開始です」と言ってくれているようなものです。ですから、お目当てのページを探すのに、無駄な時間を使うことがありません。スムーズに勉強が進みます。もちろん、こういう生徒はあらゆることが整理されているので、効率的に勉強を進めることができるのです。言うまでもなく、勉強ができる方になります。そういうものです。

 一方、日付を書かない生徒は、あらゆることがいい加減です。復習はまずしません。書いたノートを活用することもありません。せっかく書いたノートを使わないのです。全く謎です。いったい、なんのために書いたのでしょうか…。後で使いもしないものを一生懸命に書くって意味のないことなのです。目的のない行動になってしまうのです。目的のない行動が普通できるというのが幼い証拠です。当然、あらゆることに関する原因と結果も一致しません。これではいつまでたっても論理的な思考ができません。でたらめな思い付きの行動を繰り返している間は論理性は育たないのです。

 勉強が高度になればなるほど、論理性が大切になります。逆に論理的な思考がきっちりできれば難易度の高い学習も可能になるのです。この論理性は勉強を通して学ぶものです。しかし、普段の生活のあらゆる場面でこの論理性を鍛えていくことが大事なのです。家族や友達との会話でも適当に思い付きで話している間はダメなのです。宿題を忘れた時も、筋の通った言い訳ができないとダメなです。小さなことですが、ノートに日付を書いてそのノートを活用することが、論理的な思考の根本を支える重要なことなのです。

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