TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

型に当てはめること

He plays soccer well.

 ①彼は上手にサッカーをします。

 ②彼はサッカーをするのがうまい。

 

 この二つの日本文はどちらも内容の本質は変わらない。しかし、この英文にきっちりと対応する日本文は①の方である。基本文法に従うと、日本語の述語(します)に英語の動詞(plays)がこなければ、ダメなのである。どっちでもいいだろうと思われる方は多い。場合によっては「そんなことを言っているから、日本人の英語力は低いのだ。」と言い出す人さえもいる。しかし、その考えは大きく的を外している。文法なしで英語をマスターしようと思えば、それこそ毎日のように一日中英語を使わないと、無理である。文法があるからこそ思考の基準が明らかになり、短い時間で理解を深めることができるのである。

だから、初期の英語学習では文法(ルール)通りに学習することがたいへん重要なことなのである。文法とは型である。文法学習とはその型に当てはめる練習をすることである。この型に当てはめることを嫌う生徒は間違いなく伸びない。これは他の教科でも明らかなこと。型がきっちりと身に付いた後は、ある程度崩しても失敗はしない。きっちりと型を理解ているのであれば、この英文を②で訳してもよい。口語的には②の方が自然である。

 型に当てはめるのは面倒に感じる時がある。ややこしく感じる時もある。そこを辛抱することが勉強なのである。学力をつけるためには、どれだけ時間がかかろうとも、面倒くさくても型に当てはめることを避けていてはいけない。

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