teTsu

奈良市のとりみ通りにある進学塾teTsu塾長のブログです。日々の授業で感じることや教育業界の問題点、たまにどうでもいい趣味の話をつづります。

将来、先生業はなくなるだろうか?

 コンピュータやロボット、人工知能などの発達で将来なくなるかもしれない職業のことが、最近、よく話題になる。どこまで技術が進んでいて、現時点のロボット技術や人工知能のレベルはよくわからないが、教えることだけで考えたら、なかなか上手なロボットが出て来そうな気がする。教え方はもちろん事前にプログラムしておく。そして考えられる生徒がしそうなあらゆる間違いや勘違いをインプットする。そして生徒の成績や今までに解いた問題とその正答率も完全にインプットする。もちろん、生徒の性格も詳細に分析したデータを入れておけば、かなり精度の高い教えるロボットが出てきそうである。解いた問題数が増えるにつれてロボットは人工知能で学習し、学習指導もより細やかになる。生徒がどこで間違うのか、その間違いの原因は何なのかまでもきっちりと把握して、無駄なく教えることができるだろう。また、日本語も英語も作文したものをデータとして取り込めば、生徒が保有する語彙力、文法力、文章力も完全に把握し、より適切な指導が受けられることだろう。素人でもこれくらいのことは思い浮かぶのだから、専門家は信じられないレベルで研究していると思う。(考えてみると意外に面白いもものだ)

 しかし、これは生徒が言うことを聞く前提である。実際は、学習意識が低い子供もいるし、日によって全然様子が異なる生徒もいる。ロボットにそこまで、分からせて指導するのはなかなか困難ではないかと思う。話を聞かない生徒に話を聞かせること難しく骨折りなことはない。さらには、先生は生徒を叱らなければならいことは多いし、頻繁に鼓舞しなければならない。そして、勉強の重要性を説いたり、将来に対して夢を持たせたりといろんなことをしなければならない。そんな先生の話を聞くことで先生に心を開き、先生を尊敬し、場合によって先生に憧れ先生を目標とすることもある。勉強だけを教えるのではあれば、確かにロボットで十分かもれないし、もしかしたら人間より上手くなることも考えられる。しかし、教育とはそんな単純ではないのだ。ロボットに偉そうに言われてどこまでやる気なるか…ロボットに叱られて素直に受け入れるだろうか…ロボットを尊敬するだろうか…

 ということを考えてみたが、ある程度の質の高いロボットは出てくるだろうが、先生が完全に職を失うことはないと思う。やっぱり教育には人が必要である。

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