TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

学校や家とは異なった雰囲気って大事

 進学塾が学校や家と同じような雰囲気や環境であれば、全く意味はない。異なった環境だからわざわざ通う値打ちがある。その異なった環境がやる気に繋がり、できないことができるようになる。だから、普通の進学塾はその雰囲気や環境を作るために、いろんなルールがある。例えば、「忘れ物をしたら、先生に言いに来なさい。」「教室で携帯電話を使ってはいけません。」というようなことだ。そして、ルールが守れていないと先生も小うるさく注意するし、驚くほど深く追及されることもある。でも、ルールを守ろうとすることや、注意されていろいろ思うことが、生徒の成長を促進することは言うまでもない。

 しかし、いろんな塾がある。全てが厳しい塾ではない。驚くほどゆるゆるの雰囲気の塾もあるようだ。先生は注意しないし、授業も騒がしい。子供にとっては天国である。更には勉強以外のイベントも結構あったりする。楽しいことを完全否定はしないが、進学塾の楽しさはそんな楽しさではない。

 不思議なことにそんな塾が流行っていたりするし、確実にそういう緩さを求めている生徒や保護者がいるようだ。たいへん不思議である。高い金と貴重な時間を使ってて、どうしてそんな塾に通うのかなあ。まあ、自由ですけどね。 世の中、わからないことが多い。