TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

どこに時間をかけるか

 look、 watch、 seeの使い分け、say、tell、 speak、 talkの使い分けを、誰にも説明してもらわずに理解ができる生徒はかなり優秀である。放っておいてもトップ校に進学していくだろう。しかし、標準レベルの生徒にとってはかなり困難なことである。教えてあげないと何度もミスを繰り返す。そして、やる気も失ってしまう。文法を教えることはたいへん重要だが、このようなややこしい点をきっちりと教えることも大事である。だから、できるだけきっちりと時間を取って教えたいところである。私はこれでけのために1時間を使う価値があると思っているし、実際これだけのために1時間を使うことも珍しくない。標準レベルの生徒をぐんと引き上げるためには、このようなことをしっかり教えることが大事なのである。幹となる文法事項だけを反復するのではなく、枝葉にあたる語法を教えることが重要なのだ。でも、カリキュラムが固定されている塾ではそんな時間はない。それでも、ベテランの先生は何とか時間を取ろうとするだろうが、経験の乏しい先生はその発想すらないだろう。生徒の学力によって力を入れるところは異なるものである。だから、カリキュラムも一本では無理だし、場合によっては途中で変更できるような柔軟性が必要である。それができる塾とできない塾がある。さて、どっちがいいものか。

 

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