teTsu

奈良市のとりみ通りにある進学塾teTsu塾長のブログです。日々の授業で感じることや教育業界の問題点、たまにどうでもいい趣味の話をつづります。

難問、奇問、珍問・・・?

 中学校の定期考査が難しくなっているのは最近よく話題にしているが、その難しさも様々である。思考力を問う良い問題もあれば、単に高度な知識を問う問題、授業中の先生の話をしっかりと聞いているかを試す問題…狙いが明確であればいいのだが、出題の狙いが分かりにくい問題も多い。特に中1や中2の学習内容は基本事項なので、思考力や知識の運用力を問う質の高い問題はなかなか作るのが難しいことである。それは、私も普段から肌で感じている。現場の先生方も大変だとは思う。多くの生徒が塾で勉強をしているので、標準的な問題だとすぐに高得点が続出してしまう現状がある。(定期考査だからそれでもいいと思うのだが)

 

 さて、地元の中学の中1の1学期の中間考査の問題だが、たいへん難しい、いや、変だ。

 こんな問題が出題された。

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 問 次のように発音されるアルファベットの文字は何か書きなさい。

  「上下の唇を合わせて、唇を横に引いた状態からあごを下ろす。口が逆三角形

   になるイメージで強く発音する。」 

 答えは「A」である。

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 よくわからない。口の形をどうすればいいのだか、「あごを下ろす」ということは、口を開くのだろう…難しい。この問題は生徒のどんな力を確認したいのだろうか…たぶん、授業でも同じ説明だろうから、授業を聞いているかどうかを確認するための問題と思ってしまう。

 

 これが、中1になって一番最初の英語の中間考査である。昔のように100点の大安売りをするような簡単すぎる問題も困りもんだが、中1の最初の方の試験、(1学期期末まで)は簡単で良いと思う。良い点を取って好きになって調子に乗ればいいのである。そして英語なのだから、音読テストを頻繁にするほうが絶対に効果的である。

 

 塾もこんな問題に合わせすぎると普段の指導も狂ってしまうし、目標を見失ってしまう。別にできなくも、軽く流しておけば良いと思う。ただ、変わった問題を経験することは決してマイナスではない。新しい気付きにも繋がるし、いいとこだけを取ればよい。

 

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