生徒に言ったこと 「失敗の後が大事」

 誰にでもミスや失敗はある。失敗したことは仕方がないし、失敗そのものは悪いことではない。大事なのは失敗の後、どのように対処し行動するかである。その失敗が二度と起こらないように原因を追求すること、誠意をもって行動すること、そして、分からないことは誰かに尋ねて答えを得ること。それができたのであれば、ただの失敗ではない。たいへん価値のある失敗となる。失敗して、ごまかしたり、諦めたり、適当に対応することが一番いけない。

 

 今日、ある中1の生徒が失敗をした。しかし、残念なことに何も対処はせずに放置していた。まず問題なのは自分が失敗をしたという認識が浅い。ほとんどないと言ってよい。従って、罪悪感は希薄だし、反省の様子も見られない。当然、私に厳しく詰められることになる。どこまで理解したかはわからない。でも、こういう指導は何度もしなければならない。1度指導して分かる生徒の方が少ないのだ。そんなお利口さんばかりではない。粘り強く指導し続けないといけない。実際、この生徒はこういったレベルの指導の機会は多いが、徐々に成長はしている。1学期と比べるとまずまずの成長である。

 

 私は中1や中2のときは、失敗をたくさんしたほうがいいと思っている。そして、その失敗の経験が生かせれば、大事なときに失敗はしなくて済むはずだ。特に中3になってからの失敗は少なくしたい。特に入試での失敗は避けたいものだ。そのためにも、中1中2であらゆる失敗を経験し、様々なことを学んで欲しい。転倒しても何かを拾って立ち上がって欲しい。価値ある失敗をたくさん経験した者はたいへん強いものである。