TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

キッチンタイマーを使いなさい

 別に、ストップウォッチでもいいのですが、勉強するときには何らかの手段で時間を計ることを、どの学年の生徒にもうるさく言っています。(塾の教室にもキッチンタイマーは必ずあります。)ただ単にできればいいのではなく、速くできること、更には速く正確にできることが大切です。速く正確にできてこそ、その単元の理解、あるいは力というものを認めることができるのです。また、普段から時間を決めて学習することで、自ら緊張感を作り出し、集中力を発揮することに繋がるものです。緩みがちな家庭学習においても、時間を意識することで適度なプレッシャーのもとで勉強することができます。こういった学習を1年、2年と続ければ自然と鍛えられると思います。

 英語ではよく英作文テストをしますが、かならず、目標タイムを提示しておきます。すると生徒たちはその時間内にできるように時間を計って何度も練習して来ます。何度も何度も練習し、中には驚くほどのタイムで書き上げる生徒も出てきます。驚くほどのタイムを記録する生徒はミスもありません。どんどん正確になっていくのです。

 次回の中2の授業では6分で書き挙げる英作練習を出しています。14問なので余裕のタイム設定ですね。しかし、どれくらいの生徒が5分を切ってくるかが楽しみです。