TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

制服って意外と大切だと思った。

「制服がかわいい」という理由だけで高校を選ぶことはないが、女子からすると重要な要素になりううるのがこの制服だ。男からすると「どうでもいい」と思ってしまうことだが、そうもいかないのが実情である。

 公立高校の入学式のあった4月10日、三人の女子の卒業生が塾に遊びに来てくれた。三人とも別の高校に進学した。もちろん制服は学校によって異なる。色もデザインも全く違う。たいへん大人びて見える制服もあれば、高校生らしく見えるものもある。好みもあるだろうが、明らかにおしゃれなデザインの制服もあり、残念だが、格好悪い制服もある。並べてみるとその差は歴然としている。どう見ても、N高校の制服はおしゃれで格好もよく、色目もいい。I高校は落ち着きのあるデザインで、年齢も高く見える。しかし、T高校は昭和の事務員のイメージである。今の時代には全く不釣り合いの色とデザインである。はっきり言って、格好悪い。日頃から衣服にはそれほど興味のない私でさえ感じるのだから、女子高生にとってはたいへんな大きい問題だろう。T高校は早急に制服を変えてあげるべきである。

 もちろん、高校は勉強するために行くところである。制服はあってもなくても勉強はできるし、制服のデザインなんて関係がないと言えば関係ない。しかし、これほど満たされた豊かな時代である。もう少し気を遣ってもいいと思う。