TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

残された時間はわずか

補習と授業は同じです。

居残りも授業も同じです。

先生が生徒と接する時は常に真剣なのです。

補習だからと言って手を抜くことはありません。

むしろ、気合が入ることもおおいです。

居残りだからといって、私語が許されるわけではありません。

授業と同じ緊張感で、いや、それ以上の緊張感と集中力を発揮しないといけません。

 

先日、中3のある生徒が補習に遅刻してきました。

連絡もなし、反省している様子もなしで、ニコニコしながら塾に入ってきました。

その様子を見て、すかさず担当の先生が厳しく詰問をします。

当然です。補習だからと言って遅刻が許されるわけではありません。

補習だからと言って、指導の基準が緩くなることはないのです。

 

明言しているわけではないですが、生徒の様子から「補習だからいいか…」という気持ちが伝わってきました。授業日でもないのに補習を受けにに来たことで満足しているのです。それでは補習の内容は身に付きません。そういうもんです。だから、厳しく指導されたのです。

 

 私たちに残された時間は限られています。約5カ月で成果を出さないといけないのです。何度もやり直しをしたり、同じ失敗を繰り返すことが許されなくなっているのです。だから、1回1回の授業や補習、塾ので活動は全て意味のある、価値のあるものにしなければなりません。

 勉強量が増えたことで満足している時期は過ぎたのです。今月からはきっちりと成果を残すことが求められます。そのために緊張感をもって過ごさなければなりません。中3の皆さん、頑張ってついてきてください。