TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

パワーポイントの活用

私は授業でパワーポイントをよく使います。特に小学生の夏期講習会では毎回使っています。

小学生に英語を教えるときにはフラッシュカードが欠かせません。しかし、美しいフラッシュカードは高価ですし、自分で作るのは大変だし、小さぎると見えないし、大きすぎると手が疲れます。そこで、パワーポイントの登場です。何も心配しなくても、ワンクリックで次のスライドがでます。スピードアップをしてもカードを落とす心配もありません。また、実物のフラッシュカードよりも随分と速いスピードでスライドを送ることが可能です。これほど、楽で、効果的でなお且つたのしいものはありません。生徒も大喜びでスライドに集中しています。

 

小学生だけでなく中学生の授業でも有効です。文法の導入時にたくさんの例文提示が短い時間で済みますし、長文解説ではホワイトボードに英文を書く時間の短縮も可能です。高学年になれば、授業時間の節約と同時に通常の3倍近くの情報量を提示できます。(赤いザクのように)先日も中1の体験授業で使いましたが、50分の授業で約130個の単語を提示できました。書いていたら30個~40個程度が限界、プリントを配布すれば生徒は下を向くので意味がありません。

 

パワーポイントは作成が少し面倒ですが、教材研究時にひと手間かければ、驚くほど効果をもたらす可能性があると思います。さあ、今日も新しいネタを作ろう!