TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

受験生と食事時間

受験生は長時間塾に滞在するので必ず食事の時間が設けられます。

しかし、異常に短かったり、授業が延長されて減らされたりすると生徒のテンションは下がります。食事の後の授業に大きな影響を与えてしまいます。20分程度の時間では少ないですね。せめて30分~40分あれば食べるのが遅い生徒も大丈夫ですし、授業が延長されても調整できます。しかし1時間は取りすぎだと思います。

 

また、勉強しながら食事をさせる先生もいます。まあ、時間がもったいないと言いたいのでしょう。これは最悪の方法ですね。食事は空腹を満たすだけでなく、気持ちを整理し、次の時間へのエネルギーをチャージする休息の時間です。勉強しながら食事をとると、その機能が失われてしまいます。けじめがつかなくなり後の授業に悪影響がでます。長い時間勉強したら、勉強とは全く違うことで気分転換をはかったほうが絶対に学習の効率があがります。勉強以外のことをすることで、きっちり発散させる必要があるのです。できれば食事の後、軽い運動をさせたいくらいです。

 

1分1秒を大切にする気持ちは大事ですが、勘違いしている人が意外に多いですね。

その勘違いが生徒のやる気を奪ってしまうこともあるでしょう。たまには冷静に大局的に自分の指導を顧みないといけませんね。