TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

どの道を通るか

 私の自宅は大和高田にあります。富雄まで通うのは電車だとたいへん面倒なので車を使っています。約1時間くらいはかかりますが、問題はどの道を通るかということです。富雄川の堤防沿いをそのまま進めば最も早く富雄に着きます。しかし、この富雄川沿いの道があまり面白くありません。何が面白くないかというと、まずは、景色。見ていて気持ちが安らぐような美しい景色ではありません。道も狭く、単調です。更には店がほとんどありません。法隆寺の大和川の合流から富雄までコンビニが1軒もありません。

急ぐときは、この道を進まなければならないですが、たまに別のルートをとりドライブを楽しみます。例えば、いかるがの町を通り抜け、法輪寺や法起寺のそばを通過するルートを取ります。景色がよくてたいへん気持ちがいいですね。また、少し遠くなりますが、R168を北上し平群生駒市を通り抜けてくるのも気持ちがいいですね。特に平群のあたりを通過するときは、信貴山や生駒山がたいへん美しく見えます。

 

効率を最優先すれば富雄川をひたすら走ることになりますが、あまりにも味気ないのですよ。たまには気分を変えて普段と違うことをするのもいいと思います。私は車に乗りながらいろんなことを考えますが、ルートを変えると新しいアイデアがひらめくこともあるのです。

 

何事も一つの目標に対して道筋や方法は一つではありません。

 

勉強も同じことが言えますよね。

塾ではもちろん、学力を上げること、志望校に合格することが明確な目標になります。効率を最優先すれば、入試から逆算したガチガチのカリキュラムの下、試験に出ることばかりを学習し、過去問を何度も何度も解くような勉強になるでしょう。

多くの塾がこういう手法でやっています。それなりの成果もあるのでしょう。

 

しかし、これで楽しいでしょうか?学問の本質や勉強の面白さに触れることができるのでしょうか?なんか物足りないと思いませんか。

教科の本質を理解する上では試験にでないことを追求することもあるでしょう。

興味を惹きつけるには教科書に書いていないことに触れる必要もあるでしょう。そういうことが、先生のいわゆる授業中の「脱線」の中で触れられます。生徒はそういう脱線話が大好きです。目を輝かせてワクワクしながら聞いています。

毎回脱線ばかりはできませんが、時にはそういう時間もあって学習そのものが面白くなり、学問の本質にも触れることができると思います。そして、やる気にも影響を与えてくれるのです。

 

私たち個人塾は自由ですから、何でもできます。

いろんな道を通り思うままに進みたいと思います。

もちろん目標は達成します。

 

f:id:kuri2013:20130619093320j:plain

 

さて、塾生・夏期講習生募集中です。

 

体験授業

 7月19日(金)19:25~21:10

   対象学年:中1・中2

   授業科目:英語・数学

   持ち物 :筆記用具

 

 7月22日(月)19:25~21:10

   対象学年:中3

   授業科目:英語・社会

   持ち物 :筆記用具