TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

期末結果と生徒の言い訳

今週は期末考査の答案が返却されます。

おそらく、どこの家庭でもテスト結果をめぐって話し合いがあったり、親子間での小競り合いのある家庭もあることでしょう。

 

試験の結果が悪いと、多くの生徒は言い訳をします。お母さんの攻撃から自分を守るため、必死で自分を肯定し、あらゆる言い訳をするものです。

 

例えば、

ケアレスミスしてん…」

「ホンマはわかっててんけど、勘違いしてん…」

「記号で書かなあかんとこを、そのまま書いてしもてん…」

「あの問題がおかしい…」

「リスニングがわからへん…」

 

でも、こういう言い訳はやっぱり、言い訳です。

しっかりと勉強ができていたら、回避できるものばかりです。

「記号で…」というのも多くの問題をこなしている人は、失敗しません。

「リスニング…」とう人に限ってリスニング以外の問題もできていないのです。

 

 

更には

「塾の対策授業が合っていない…」

「塾で関係のないことをやらされて、時間がなくなった…」

「あの先生の授業はわからへん、みんな言うてる…」

 

塾や先生に責任を転嫁するケースも結構あります。

特に「みんな言うてる…」というのはだいぶと怪しいですね。

「みんなって誰?」と尋ねると、口ごもることもしばしば。

 

ただし、

「対策授業が合っていない…」というのは実際にありうることです。

特に大きな塾では課題やテストが一律です。得意な生徒も、苦手な生徒も同じ扱いをうけることは珍しくありません。例えば、A君は英語の勉強を優先させるべきなのに、数学ができていなかったために、数学ばかりやらされるということですね。

 

教科担当は自分の教科の成績を上げるために一生懸命に指導します。

他教科ができてるかどうかは知りません。(本当は担当者間で話し合うべきですが)

ですから、全体を把握する人(担任)が必ず必要で、その人がきっちりと指示しないと、おかしなことが起こりうるのです。

 

生徒の言い訳をすべて否定することはもちろんできませんが、ちゃんと確認すべきこともあります。親子間ではついつい感情的になるのですが、時には冷静に話し合いをする必要がありますね。

 

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第2回説明会は7月7日(日)10:30~11:30となります。

電話は0742-51-6400まで、平日14:00~20:00で受け付けております。第2回説明会はまだまだ残席がござますが、お早目にお申込みください。

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