教える対象によって異なるので、決めつけることはできません。
学力の高い生徒に対する授業と低い生徒に対する授業は明らかに違います。
小学生と中学生でも随分と違うし、教科によってもスタイルは違うものです。
一般に大人が見ておもしろいという授業は、必ずしも子供にとって受けがいいというものではありません。起承転結が明からで布石もたくさんあり、「なるほどそういう仕掛けがあったのか」と思う授業は一部の最上位の生徒には有効だとおもいますが、標準的なレベルの生徒には全く通用しないものです。長い説明を鮮やかにこなし、いろんな仕掛けを組んだ授業をしていると、先生自身はとても気持ちがいいのですが、ほとんどは先生の自己満足で終わっています。子供はなんかすっきりしない顔をしているもです。それほど生徒は複雑な長い説明を聞くことができないのです。
いい授業は(導入時)、極力説明を短くし、例題がたくさん示され、生徒の思考を促す授業です。いわゆる帰納的な指導法の方が小学生、中学生レベルには受け入られやすいのです。そして、授業の中にきっちり問題演習の時間も確保されていれば、授業中に達成感が生まれます。この達成感があることで、生徒は満足し、やる気を出し、次につなげることができるのです。
私も10年ほど前はやたらと説明にこだわった時期がありました。
今では導入時の説明はゼロでもいいのではないか、とさえで思ってます。
さすがにゼロは厳しいですけどね。(笑)
さて、第2回説明会は7月7日(日)10:30~11:30です。
お申し込みは0742-51ー6400までお願いします。
受付時間は14:00~20:00でございます。