TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

教育

「漢字の呼び飛ばし」は意外にある

随分と前に低学力の生徒を教えたとき、驚くべきことを口にした。 「僕は漢字をほとんど読み飛ばしている」 その生徒は中3だった。単に学力は低いというだけでなく、中3の割には語彙力は低く、思考力も弱い。そして、漢字をほとんど知らない。小学生の低学年…

羽生結弦選手の「俺は三倍やる」は他人事ではない

フィギュアスケートの羽生結弦選手は後輩たちへのアドバイスとして 「俺は三倍やる、三倍やったら絶対上手くなる」と言った。 この様子をテレビやネットで多くの人が見たことだろうと思う。おそらく、多くの人が「さすが、羽生結弦!」と感嘆したに違いない…

2020年の奈良県公立高校入試について

2019年公立高校入試も混迷を極め、進路指導は本当に困ったのだが、2020年も非常に難しい状況にある。このまま予定通りいくと、平城高校と登美ヶ丘高校の募集はない。西ノ京高校の募集が最後となります。そして新たに国際高校の募集が始まる。国際高校は既存…

一分一秒を無駄にしない勉強法

私は昔から単語カードは好きで、よく使っていた。何がいいのかと言えば、あの大きさだ。掌にすっぽりと収まるコンパクトな大きさが本当に素晴らしい。だから、二つ三つポケットに入っていても邪魔ではないし、私は高校生の時はテスト前にはかならずポケット…

天気予報は相当な教養番組

理科で「天気」の単元を学習していると、 「シベリア気団」「小笠原気団」「梅雨前線」「西高東低」「高気圧」「低気圧」「移動性高気圧」「季節風」「ヘクトパスカル」…こういう用語がたくさん出てくるのですが、これって全部天気予報で言っていますよね。…

国語の勉強の仕方

国語の勉強で大事なことは「教科書を何度も読む」ということ。特に小説なら本当にそうして欲しい。二回や三回でなく十回くらい読むといい。できればもっともっと読んで欲しい。覚えてしまうくらい読んで欲しいし、仮に覚えても支障はない。むしろ好ましい。 …

君は何ができる?

・話すことができる ・書くことができる ・描くことができる ・歌うことができる ・奏でることができる いろんな力があるけれど、何をするにしても話すことができるのは非常に大きな力である。人を説得し、理解させ、動かすことさえできる。活躍している人の…

夏休みの宿題について…

学校の夏休みの宿題についての是非は以前からいろんなことろで語られています。量が多いだとか、意味が分からないとか、親が手伝わないとダメだとか、全員一律はおかしい…まあこういった声がよく上がっていますね。「夏休みの宿題はゼロでいい」というような…

釣り方を知ることは自由を手に入れること

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」というのは有名すぎる言葉で、特に教育の場面では頻繁に聞く言葉です。教育者は心得ておきたい大事なことです。しかし、現状はどうでしょう。塾も学校も魚を与えまくってませんでしょうか?いろいろな先生と情…

できる人はアンテナの感度のよさで抜け目なく即行動

昨年の11月頃だったでしょうか、土曜日の午後、何人かの中3生が自習をしていたのです。そのとき、私は電話をしていたのでが(詳しくは思い出せない)、電話を切るとすぐに自習していた中3の女子生徒の一人がが私のところへ駆け寄ってきて、「先生、明日自…

稲田塾のこと⑥

稲田塾のこと第6弾となります。 稲田塾の強さの秘密の一つは保護者会にありますね。三者懇談会は一人一人の個別懇談なのですが、保護者会は集団で行うものです。基本的にはクラス単位で親子で先生の話を聞いてもらう会なのです。入試情報や教育情報、塾の方…

塾の合格実績のアピールの仕方とそれに関して

塾の建物の外観というのは、塾生が合格した高校名やその高校に何名の合格者がいるのかを大きく書いて貼ってあるのが一般的ですね。ほぼどこの塾でも同じですよね。特に大きくなると実績をアピールするのが激しいように思います。うちの塾がある通りにも大手…

一人で成功を勝ち取ることはできない

成功する人は頑張る人・努力する人であることは言うまでもない。しかし、一人で頑張れりきれるほど何事も甘くもなく簡単でもない。普通、成功の陰には誰かのサポートや援助があるものである。どれだけ凄い人でもそうだ。例えば、天才外科医のブラックジャッ…

そのフレーズは危険

恩着せがましい言い方 子供が嫌がる言い方があります。それを言われると不機嫌になり反発してしまう言葉があるのですよ。子供に気を使いすぎるのはどうかとは思うのですが、多少は気を使っうべきだと思いますし、わざわざ嫌われるような言い方はなるべくしな…

塾が大きくある必要はない

教えていると痛感するのが、個別指導をするより集団授業の方が圧倒的に無駄やロスが多いということです。集団で動かすとなると当然、全員の理解や達成度を意識しないといけませんから、どうしても遅くなります。その集団が大きくなればなるほど無駄やロスも…

読解力に関して

読解力は大事… 読解力があればなあ… 読解力が欲しいなあ... 読解力って何だろう… 読解力ってどうすれば… 誰もが、このようなことを思い悩んでいるでしょうね。 そして、よく言われる「読書をすれば読解力がつく」や「語彙力が増えれば読解できる」というのは…

どうして私語はいけないのか

普通は自習室は私語厳禁なのですが、私語とは何かを分かっていない生徒は多いのです。最も多いのが勉強に関することは私語ではないと思ってるケースですね。隣の友達に範囲を尋ねたり何をするべきかを尋ねることは私語ではないと思っているようです。また、…

やっぱり「反復」は大事なんですよ

認知症の母は73歳なのですが、自分は70歳だと思っています。 母は「私も70になった…」と毎日のように言うのですが、 私は「70違うで、73やで」と言って訂正するのです。 すると 母は「満か?数えか?」と尋ねます。 私は「満やで」と言います。す…

教えるために役職や肩書きはいらない(加筆再掲)

生徒を教えるにあたって先生の役職や肩書は関係ない。その先生が教えることが上手なのかどうか、成績を上げる力があるのかどうか、どの生徒にもうまく合わせることができるのかどうか、ということが大事なところだ。楽しさも時には大事になることもある。で…

「ワークを三周やりました」は是か非か

「ワークを三周やりました」という勉強法はどうでしょうかね。 ※ここで言うワークは学校の教科書準拠の問題集ですね。 問題集を三周もやるということは気合が入っていますしやる気もありますから、それは大いに褒めてやりたいです。しかし、やり方はどうなん…

暗記に関して

勉強というものをざっくりと分けてみると、「暗記」と「問題演習」の二つになります。暗記ができていないと、問題は解けませんし、問題演習はどれだけ覚えてるか、理解しているかを確認するためでもあります。この二つを繰り返して勉強が進みますし、この二…

deskとtableの違いから…

先日の授業で「先生、deskとtableってどう違うんですか?」と中1が質問をしてくれまた。今年はまだ、教えていなかったのでタイミングの良い質問でしたね。でも、すぐには教えません。辞書を出させて調べてもらいました。もちろん調べるのはその生徒だけでは…

採点が滅茶苦茶…

最近、よく聞こえてくるのは英検の採点のまずさです。大学入試の英語が英検に変わるのは大きな話題となっていますが、その対象となっている英検の採点がひどいともっぱら話題となっているのです。要するに間違えているいるのに得点があるというものです。ラ…

挨拶は大事

挨拶の大切さをわざわざ語るのも憚られるが、挨拶の大切さを分かっていない大人は意外に多いと思う。本当に大切と思うなら子供や生徒にもっと真剣にその大切さを教えるだろう。でも、それが徹底できていのだから、それほど大事だと思っていないと解されても…

トップ校に進学する生徒は…

トップ校を目指すのなら、トップ校を目指すための心構えが必要です。単なる憧れだけではトップ校には入れません。思うだけではどうにもなりません。がむしゃらに頑張るだけでも届きません。しっかりと心構えを作り、作戦を立てなければなりません。その心構…

最初の中間考査結果でよろこんでいてはダメ

1学期の成績をどう見るか 昔よりは難易度が上がったとは言え、中1の最初の中間テストはかなり簡単です。中学3年間の全定期考査(15回)の中で最も簡単なのです。 さて、ここで気になることは その簡単な中間テストで5教科450点を取った生徒は優秀でしょうか…

神様は自分

汚いトイレは放置しておくと、どんどん汚くなるものです。汚れていれば、自分がさらに汚すことに疑問は感じません。申し訳ないとも済まないとも思わなくなるものです。しかし、きれいだとどうでしょうか、ピカピカのトイレならどうでしょうか。まともな感性…

「一人称が自分の名前」ってどうなんだろう…

ご存知のように、日本語には一人称も二人称も多くある。普段の生活で、人間関係によって絶妙な使い分けをしている。(日本語を学ぶ外国人は難しいでしょうね)普通は目上の人の前では「私」や「僕」となる。「俺」というのは失礼になるから普通は使わない。…

併願校の大切さ

高校入試の場合、併願校ははあくまでも併願校だからどこでも良いと思われる方は多いです。確かにそうです。高校入試の場合併願校へ進学する率は低いですからね。こういう考え方は普通だと思います。しかし併願校の設定の仕方によって大きな変化が発生するの…

「これはあなたのキツネですか」は変な文?!

先日の中1の授業で 「あれはあなたのキツネですか」という例文を提示したら、全員が笑ったのです。 キツネは家畜にもペットにもしないですから、不自然に感じたのですね。こんなことは普段絶対に言わないのですからね。きっと、頭にキツネを飼っている様子が…