TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

教育

生徒の言葉を額面通りに受けとめてはいけない

問いかけに対しての生徒の返答は全面的に信じているようでは、先生業は務まらない。 かなり適当でいい加減な返答をする生徒はけっこういる。 【シーン1】 先生:「…だからこうなる。わかった?」 生徒:「だいたいわかりました」 まずはこのケース。気にな…

「かぎろひ」の立つ見えて

今朝6:00くらいででしょうか、トイレに行こうと思って起きたのですが、外を見てみると美しい空が見えたので写真を撮りました。眠かったのですが、美しさに目が覚めましたね。こういう景色を見ると、いつも柿本人麻呂の有名な和歌を思い出します。本当に壮大…

それは理由ではない

よくある生徒とのやり取りです。 【ケース1】 先生:どうしてmakeと書いたのですか? 生徒:makeかなと思いました。 先生:いや、だからどうしてmakeと書いたんですか? 生徒:... 【ケース2】 生徒:宿題を忘れました。 先生:どうして忘れたんですか? …

短所に救われることもある

私の自宅(大和高田市)から5kmほど西の方に二上山という山がある。美しい山の形が二つ並んでいて、向かって右の方が高くて雄岳と呼ばれ左が雌岳と呼ばれてる。標高は500メートルほどなので比較的登りやすく多くのハイキング客が訪れる。この辺りでは有名な…

おかんが怖いのは健全

生徒たちに怖いものは何かと尋ねるとほとんどの生徒が「おばけ・幽霊」と答えてくれるのは大変かわいいのだが、中には「俺は、おばけなんか怖くない、俺が怖いのは、おかん」と答えた中2の男子がいた。クラスは爆笑していたが、その時の男子の表情は真剣その…

テストに出ることばかりやってもね…

塾の授業ではテストや入試に出ることを中心に教えている、或いは頻出の問題ばかり繰り返しやらせている、と世間では思われていることだろう。もちろん、そんな塾は多いし、「それこそが塾だ」と思っている人もいるだろう。私も例外にもれず頻出のことは何度…

勉強だけをやればいいというわけでもないですよね

受験生はどうしても日々の勉強に追われることになりますが、勉強だけをすればいいというものでもなく、適度に息抜きを入れないとやってられませんし、実際にに息抜きが一切ない状態ではストレスが大きくなって学習効率は著しく低下するものです。ですから、…

学校にはいい先生などいないのではないか…

連日報道されている東須磨小学校の「教師いじめ事件」は残念でなりません。これほど教育が失墜し信頼を損ねた事件も珍しいのではないかと思います。 さて、この加害教員はとんでもないレベルの人間で教師以前の問題であることは誰もが思うところです。もちろ…

読書は小説でなくてもいい

誰も言いませんが、子どもに対して「読書」というとき、 「読書=小説・物語」になっていますよね。 おかしいですよね。小説や物語である必要がどこにあるのでしょうか。 別に詩集でもいいし、図鑑でもいいし、雑誌でもいいのですよね。内容によっては漫画で…

アリのアドバイスは適切か…

ネットで英語の音読教材を探していたらイソップ寓話のサイト見つけた。いろいろな物語があるんだけど、どれもこれも正論ばかりの秀作で、大人が生徒たちに言いたいことはほぼ言ってくれているので素晴らしい。というわけで名作中の名作である「アリとキリギ…

ミスをなくし高得点に結びつける勉強法

テスト本番でのミスや失敗はそれまでの試験勉強に原因があるのは言うまでもない。テスト勉強時に間違えた問題をきっちりと理解するまでやり直しをしておかなければ、本番で確実に同じ間違いを犯す。テスト勉強時に時間を計って問題を解いていないと、本番で…

筆算の線を定規で書かなかったからどうだと言うのだ…

いうんだ 筆算の線を書くのに定規を使わないうんだで、書き直しをさせた先生がいたらしい。なんと160問も。ネットでもたいへんいろいろな意見が飛び交っていたが、定規を使わなかったことの何がいけないのだろうか。計算が正しくできていても線が歪んでいた…

「漢字の読み飛ばし」は意外にある

随分と前に低学力の生徒を教えたとき、驚くべきことを口にした。 「僕は漢字をほとんど読み飛ばしている」 その生徒は中3だった。単に学力は低いというだけでなく、中3の割には語彙力は低く、思考力も弱い。そして、漢字をほとんど知らない。小学生の低学年…

羽生結弦選手の「俺は三倍やる」は他人事ではない

フィギュアスケートの羽生結弦選手は後輩たちへのアドバイスとして 「俺は三倍やる、三倍やったら絶対上手くなる」と言った。 この様子をテレビやネットで多くの人が見たことだろうと思う。おそらく、多くの人が「さすが、羽生結弦!」と感嘆したに違いない…

2020年の奈良県公立高校入試について

2019年公立高校入試も混迷を極め、進路指導は本当に困ったのだが、2020年も非常に難しい状況にある。このまま予定通りいくと、平城高校と登美ヶ丘高校の募集はない。西ノ京高校の募集が最後となります。そして新たに国際高校の募集が始まる。国際高校は既存…

一分一秒を無駄にしない勉強法

私は昔から単語カードは好きで、よく使っていた。何がいいのかと言えば、あの大きさだ。掌にすっぽりと収まるコンパクトな大きさが本当に素晴らしい。だから、二つ三つポケットに入っていても邪魔ではないし、私は高校生の時はテスト前にはかならずポケット…

天気予報は相当な教養番組

理科で「天気」の単元を学習していると、 「シベリア気団」「小笠原気団」「梅雨前線」「西高東低」「高気圧」「低気圧」「移動性高気圧」「季節風」「ヘクトパスカル」…こういう用語がたくさん出てくるのですが、これって全部天気予報で言っていますよね。…

国語の勉強の仕方

国語の勉強で大事なことは「教科書を何度も読む」ということ。特に小説なら本当にそうして欲しい。二回や三回でなく十回くらい読むといい。できればもっともっと読んで欲しい。覚えてしまうくらい読んで欲しいし、仮に覚えても支障はない。むしろ好ましい。 …

君は何ができる?

・話すことができる ・書くことができる ・描くことができる ・歌うことができる ・奏でることができる いろんな力があるけれど、何をするにしても話すことができるのは非常に大きな力である。人を説得し、理解させ、動かすことさえできる。活躍している人の…

夏休みの宿題について…

学校の夏休みの宿題についての是非は以前からいろんなことろで語られています。量が多いだとか、意味が分からないとか、親が手伝わないとダメだとか、全員一律はおかしい…まあこういった声がよく上がっていますね。「夏休みの宿題はゼロでいい」というような…

釣り方を知ることは自由を手に入れること

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」というのは有名すぎる言葉で、特に教育の場面では頻繁に聞く言葉です。教育者は心得ておきたい大事なことです。しかし、現状はどうでしょう。塾も学校も魚を与えまくってませんでしょうか?いろいろな先生と情…

できる人はアンテナの感度のよさで抜け目なく即行動

昨年の11月頃だったでしょうか、土曜日の午後、何人かの中3生が自習をしていたのです。そのとき、私は電話をしていたのでが(詳しくは思い出せない)、電話を切るとすぐに自習していた中3の女子生徒の一人がが私のところへ駆け寄ってきて、「先生、明日自…

稲田塾のこと⑥

稲田塾のこと第6弾となります。 稲田塾の強さの秘密の一つは保護者会にありますね。三者懇談会は一人一人の個別懇談なのですが、保護者会は集団で行うものです。基本的にはクラス単位で親子で先生の話を聞いてもらう会なのです。入試情報や教育情報、塾の方…

塾の合格実績のアピールの仕方とそれに関して

塾の建物の外観というのは、塾生が合格した高校名やその高校に何名の合格者がいるのかを大きく書いて貼ってあるのが一般的ですね。ほぼどこの塾でも同じですよね。特に大きくなると実績をアピールするのが激しいように思います。うちの塾がある通りにも大手…

一人で成功を勝ち取ることはできない

成功する人は頑張る人・努力する人であることは言うまでもない。しかし、一人で頑張れりきれるほど何事も甘くもなく簡単でもない。普通、成功の陰には誰かのサポートや援助があるものである。どれだけ凄い人でもそうだ。例えば、天才外科医のブラックジャッ…

そのフレーズは危険

恩着せがましい言い方 子供が嫌がる言い方があります。それを言われると不機嫌になり反発してしまう言葉があるのですよ。子供に気を使いすぎるのはどうかとは思うのですが、多少は気を使っうべきだと思いますし、わざわざ嫌われるような言い方はなるべくしな…

塾が大きくある必要はない

教えていると痛感するのが、個別指導をするより集団授業の方が圧倒的に無駄やロスが多いということです。集団で動かすとなると当然、全員の理解や達成度を意識しないといけませんから、どうしても遅くなります。その集団が大きくなればなるほど無駄やロスも…

読解力に関して

読解力は大事… 読解力があればなあ… 読解力が欲しいなあ... 読解力って何だろう… 読解力ってどうすれば… 誰もが、このようなことを思い悩んでいるでしょうね。 そして、よく言われる「読書をすれば読解力がつく」や「語彙力が増えれば読解できる」というのは…

どうして私語はいけないのか

普通は自習室は私語厳禁なのですが、私語とは何かを分かっていない生徒は多いのです。最も多いのが勉強に関することは私語ではないと思ってるケースですね。隣の友達に範囲を尋ねたり何をするべきかを尋ねることは私語ではないと思っているようです。また、…

やっぱり「反復」は大事なんですよ

認知症の母は73歳なのですが、自分は70歳だと思っています。 母は「私も70になった…」と毎日のように言うのですが、 私は「70違うで、73やで」と言って訂正するのです。 すると 母は「満か?数えか?」と尋ねます。 私は「満やで」と言います。す…