TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

学習技能

できる生徒の勉強に見られること

質問対応や補習をしていると、別の生徒がじっと見ていたり、こっそりと聞いていたりすることがある。他人の質問であろうが、補習であろうが自分のためになると判断したなら、こっそりでも聞くという姿勢は素晴らしい。この貪欲さや抜け目なさはさすがである…

予習をして「不思議アタマ」になろう

復習はもちろん大切ですが、予習も大切なのですよ。特に教科や授業内容によっては予習がたいへん有効になります。 ですから、安定して復習ができるようになれば、次は予習に挑戦してみるといいと思います。何も全教科予習する必要はありません。特定の教科に…

中学生になるまでに身につけておきたい力

中学生になるまでに身につけておきたい力の一つは「漢字力」だ。この漢字力が学力全体を支えていると言っても過言ではない。どの教科も学習内容が高度になると専門用語が増える。国語だけでなく社会・理科でも結構難しい言葉が増える。たとえば、歴史で登場…

中2の凄い一言

昨日、授業が終了して生徒が帰るときの頃、帰り支度をしながら中2にの生徒同士が話をしていた。ある生徒が「おれ、明日〇〇(勉強内容)仕上げんねん」と相手の生徒に言ったのだ。何気ない会話、何気ない一言に聞こえるのだが、凄い一言だ。何が凄いかと言え…

ちゃんと紙に書いた方が良い

ペンとチェックシートでばっちりか? 最も活用されている暗記ツールと言えば、「ペンとチェックシート」でしょうね。赤または緑のペンで色をつけ、緑または赤のシートで隠すあれです。多くの生徒が活用していますが、果たして誰にでも効果あるのでしょうか?…

暗記は「思い出す」頻度で決まる/英単語の暗記

中1は英単語の暗記で苦労する時期ですが、一学期はこの単語暗記で悪戦苦闘してください。今後の勉強姿勢に大きな影響を与えますからね。 さて、暗記というのは「反復」と言われます。反復と言っても何を反復するかはよくわかりません。「書くこと」でしょう…

考えるとは動くこと

考えている生徒の様子を見ていると、動きがある。手がしきりに動くし、顔の表情も変化する。首を回したり、手で頭にふれたり、頭を掻いたりすることもある。一方、全く動かない生徒もいる。ほぼ静止しているのである。顔や目は動いてる場合もあるが、手が全…

入試に強いタイプとは

入試に強い生徒とはどんなタイプか? それは「いろいろな形式の問題をたくさん解いている生徒」です。いろいろな形式の問題を解いておけば、入試本番で、どんな問題が出されても迷わず対応できます。大切なことは初見の問題形式をできるだけ減らしておくこと…

継続の大切さ

今までも上げてきましたが、芸大3回生の次女の絵を再度公開しておきます。 次女は大阪芸大の日本画コースの3回生です。なかなかうまいと思うのですが、 上には上がいるようですね。自分など「まだまだだ」と言って日々努力しています。 一つ目はカレンダー…

勉強の仕方に関する記事リンク

今週は中学生の期末テスト週間です。気合を入れて勉強に励んでおられることでしょう。ということで以前に書いた勉強に関する記事をいくつか挙げておきます。参考にしてください。 kuri2013.hatenablog.com kuri2013.hatenablog.com kuri2013.hatenablog.com …

一分一秒を無駄にしない勉強法

私は昔から単語カードは好きで、よく使っていた。何が良いのかと言えば、あの大きさだ。掌にすっぽりと収まるコンパクトな大きさが本当に素晴らしい。だから、二つ三つポケットに入っていても邪魔ではないし、私は高校生の時はテスト前にはかならずポケット…

「凡ミス」をなくす方法

ミスをゼロにはできないですが、減らすことはできます。いろいろな観点がありますが、その一つが普段の学習の緊張度を高めること、そして学習の精度を上げることです。試験を解くときと同じよな精神状態で普段の勉強に取り組むことが何よりも重要です。普段…

テキストとノートの配置を最適化すれば、ミスは激減!(加筆・修正再掲)

過去記事の再掲載ですが、先日、中1にこれを指導しました。 ************************************* いつも生徒には言ってるのですが、これがなかなかできない生徒がいるのです。それはテキストとノートの位置の最適…

暗記に関して

勉強というものをざっくりと分けてみると、「暗記」と「問題演習」の二つになります。暗記ができていないと、問題は解けませんし、問題演習はどれだけ覚えてるか、理解しているかを確認するためでもあります。この二つを繰り返して勉強が進みますし、この二…

伸びる生徒は先生との接触が多いもんです

私学入試がひと段落して、(私学の入試結果はHPに挙げています)次は公立特色選抜ですね。2月20日(水)が学力検査日になっています。まだまだこれからです。 HP👉=TOP= 進学塾teTsu of 進学塾teTsu さて、毎年思うのですが、どの学年の生徒のこの時期に…

勉強でダメなことは

先日、中1の授業でのやり取りは次の通りです。 先生:勉強をする上でダメだと思ことは何ですか。 生徒:答えを写す! 先生:はっ?それは勉強と違うでしょ。論外。 生徒:勉強に関係ない別のことを考える! 先生:それも勉強してないでしょ。ダメ。 まあ、こ…

質問対応の仕方は様々です

質問対応は状況によって様々です 質問に来てくれると生徒の学力をより正確に把握できますし、思考や勉強のレベルが成長しているかどうかを確認できるので助かります。しかし、分からない問題だけをそのまま解説したり、調べれば済むようなことをそのまま答え…

電子辞書かそれとも紙の辞書か…

電子辞書か紙の辞書かは不毛な論議 ネットなどでよくこの「電子辞書か紙の辞書か」という論争を目にするのですが、それぞれの意見にはこだわりがあって面白いですね。やはり、若者は電子辞書の方を推しますし、中年以上になると圧倒的に紙の辞書を推してきま…

英語の問題を解くときに注意すべきこと(長文編)

英語の長文を速く読めるようになるために 長文問題を苦手とする生徒は多いですし、実際、長文問題が取れるかどうかが合否のわかれ目となります。ですから、しっかりと練習して長文を読めるようにしておかなければならないのです。では、どうすればいいか。こ…

どこからが勉強なのか

ワークのページが埋まっていることに意味はない ワークのページが埋まっているかどうかなど何の意味もありません。大事なことは学習内容を理解しているかどうか、しっかりと身にについているかどうかということです。確かにワーク類は提出しなければいけませ…

できるようになりたいなら、テキストとノートの配置を最適化しよう

いつも生徒には言ってるのですが、これがなかなかできない生徒がいるのです。それはテキストとノートの位置の最適化です。 意外に多いのがこの↓の配置ですね。 これではテキストの問題とノートの距離が遠いのですよ。視線移動の距離が長すぎるのです。かなり…

できる生徒は付箋を使いこなしているぞ!

えっ付箋持ってないの?受験生なのに… 受験生が付箋を持っていないのは驚きだ。いや、受験生でなくても必要だと思う。 付箋がないと不便なはず。本やノートに付箋をしておけば後でたいへん探しやすい。 付箋はパソコンのデスクトップのショートカットアイコ…

英語の問題を解くときに意識すべきこと(文法編)

英語の勉強の仕方として、何度も書いたり音読することはたいへん重要です。もう少し具体的に言うと語順や品詞を意識することが勉強の中にあるかどうかも大変重要になります。しかし、それよりももっと根本的なレベルでの英語の勉強のポイントがあるのですよ…

理科でミスや勘違いを減らす方法

理科という教科は単元によっては問題文が非常に長く情報整理能力が問われるのはご存知だと思います。図やグラフが3つも4つも出てくる問題がありますし、数値も驚く程たくさん出てくる問題があります。ですから、非常にややこしく苦手でなくても勘違いをした…

紙一枚の折り方で思うこと

きっちりと角を揃えて紙を折る生徒と、そんなことには全く気にもせずに適当に折り曲げる生徒がいる。もちろん、その生徒の性格が表れているのだが、これは学力の表れでもある。絶対ではないが、紙を適当に折る生徒に学力の高い生徒は少ない。紙を適当におる…

板書を書き写すことについて

先生書いた板書をノートに書き写すとき、ほぼ100%でノートに再現できる生徒とそうでない生徒がいます。板書は3色くらい使っているいるのにのノートは鉛筆の黒のみで書いている生徒。これは男子によく見られます。逆に5色以上の色を使い驚く程美しいノートに…

勉強は反復が大事とは言いますが、どれくらい反復すればいいのか

勉強で大切なことは反復です。長時間の勉強も大事ですが、何度も繰り返すことの方が大事なのですよ。短い時間でも何度も繰り返せば覚えます。できるようになるのです。ですから、先生は授業中に反復します。教材も反復できるように作られています。大事なこ…

問題番号に〇✖をつけることはダメなことなのか...

昨日、中1の男子生徒が授業の中で「問題番号に〇✖を付けたら、学校の先生にダメだと言われて、丸付けをやり直しさせられたんですよ。」と言ったのでたいへん驚きました。この指導には正直なところ「はっ?」と思うしかありません。中学校の先生としてはどう…

歩きながら勉強してもいいのですよ

集中できるのであれば、勉強は立ってやってもよい。場合によっては歩きながらやってもいい。テレビや映画で歩き回っている科学者が新しいアイディアをひらめく場面を見たことがある。部屋の中をぐるぐる歩きながら思考しているのである。もちろん、これは個…

暗記のポイントは遮断と再生の間にある

暗記のポイントは「遮断と再生」です。これはみなさんやっていますよね。「遮断」は隠すことです。赤や緑のシートでよく隠していますよね。そして「再生」とは隠したシートを取ることです。みんなはこれを何度も繰り返して暗記をしているのですよね。でも、…